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ヤマガラその後

独り言

先日所有する山林に開拓作業に行った際、ショックな事があったので今日はその事について書いてみたいと思います。
2020年8月に山の土地(別荘地)を購入して自分だけの秘密基地を作っている訳ですが、場所は自然豊かな標高の高い山の中。
たくさんの野鳥が飛び回っていて作業中は素敵な鳥のさえずりが聞こえてきます。
私の敷地にもたくさんの野鳥が集まってほしくて鳥の巣箱を自作して設置していました。

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そして2021年6月5日に行った開拓時以下のような事がありました。

 

建築中の一畳半物置小屋の製作の準備をするために物置小屋に巻いたラップを剥がしていると木に設置してあった鳥の巣箱から鳥が飛び立っていく気配を感じました。
(ひょっとして鳥が巣箱の中にいた?)と思い巣箱の中を確認してみるとなんとなんとそこに野鳥(ヤマガラ)が卵を産んでいたのです。

コチラがその画像です。
苔のような物が敷いてあり二個の卵が確認できます。
卵は約10mm程ですごく小さいです。

 

 

 

 

私が鳥がいるのに気づかずに近づいてラップを剥がしていたので卵を温めていた鳥が驚いて逃げてしまったようです。


コチラの画像はYouTube用に撮影していた物で、見にくいですが丁度巣箱からヤマガラが逃げていく様子が写っていました。

どうしようどうしようとオロオロしつつもとりあえず親鳥が戻ってくることを願って物置小屋の近くに設置してあった巣箱そっと取り外し敷地内の人気のない未開拓の奥の方へ再び取り付けました。
巣箱の場所を人気の無い場所に移動させる事ぐらいしか考えつかずやるせない気持ちを抱えながら物置小屋の製作を進めます。

作業を開始して一時間位経った頃一羽のヤマガラがどこからともなく飛んできて巣箱の周りをウロウロしだしました。

ああっ!「「親鳥が帰ってきた!」と思い作業を止め少し離れた切り株に座りその親鳥の様子を見ていました。

ずいぶん長いこと巣箱の周りをウロウロしていたその親鳥は巣箱の中に入ることなく巣箱から離れてしまい高い木の上へ飛んで行き木の枝にとまったり泣いて見たり、木と木の間を行ったり来たりしながら巣箱を気にしてる様子です。

その後、もう一匹のヤマガラが近くに来て一緒に様子を見ていました。

どうやらツガイのようです。

何とか卵を温め直始めてくれないかと祈るような気持ちで飛んだり泣いているツガイの親鳥を見つめていました。
その二羽のツガイの親鳥たちは一時間ほど木の上で泣いたり飛んだりしていましたが、その後どっかへ行ってしまい結局その日の夕方私が開拓作業を終え帰るまで巣箱へ戻ってくる事はありませんでした。

その日の開拓作業を終えた私はどうすることもでもできず、ただ私が帰った後に親鳥たちが戻ってきて卵を温め直してくれることを祈ることしかできず卵もそのまま巣箱の中に放置したまま帰宅しました。

 

 

 

 

 

今回の事態はそもそも巣箱の設置場所が悪すぎました。

 

 

 

 

 

この距離感です。

 

 

 

 

普通に考えたら近すぎです。

 

 

 

 

自分の無知、知識のなさからこのような結果になりヤマガラ夫婦にはすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

自宅に帰って野鳥の子育て等のことを検索してみたら卵を産んだ親鳥は身の危険が自分に迫ったり過度なストレスがかかる環境になると卵や育児中の雛を育児放棄をしてそのまま戻ってこなくなることがあると言うようなことを書いてありました。

 

何の知識もないまま何も考えずに建築中の物置小屋のすぐ横の木に巣箱を設置してしまっていた自分の責任だと感じています。

 

次に山林へ行ける日はしばらく間が空いてしまうのでどうなっているか分かりませんが、万に一つも可能性は無いと思いますが私が帰ったその後、親鳥達が戻って来て子育てを再開してくれている事を願っています。

 

次回山林に行った時とりあえず卵を確認し放置された卵があったらその卵を土に埋めてやろうと思っています。

 

今日はヤマガラたちに悪いことをしてしまったと言う内容をお送りしました。

 

 

今日はここまで。
ではまた。

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