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開拓中の山の土地に薪棚を建てた〜ダイジェストで振り返ってみる

薪棚

山の土地(別荘地の一区画)を購入して自分だけのアウトドアベースを作っています。
その土地に薪を収納する為の薪棚をセルフビルドしました。
今日はその薪棚の製作の様子をダイジェストで紹介したいと思います。

 

 

 

 

2022年11月。
薪棚の製作をスタートしました。
先ずは基礎、土台製作で、レーキを使って地面を水平に均す作業から開始しました。

 

 

 

 

 

地面を水平に均すと口で言うのは簡単ですが、これがかなり大変な作業なのです。
枯葉を退けて雑草の根を除去し地面を均していきます。
地面って普段意識して無いですが意外と傾斜があるんですね。

 

 

 

 

 

薪棚を建てる場所には昨年伐採した唐松の切り株が何箇所かあります。
本当は切り株を抜根して地中の根まで取り除こうと考えていましたがその作業をやっていると、とんでもない時間が掛かってしまうと思い、地面ギリギリの所でチェーンソーを使ってカットし、薪棚の下に切り株を隠してしまう作戦にしました。

 

 

 

 

 

基礎は安物の羽子板付沓石を使用して、その上に大引となる90mmの角材を渡していく事にしました。
とりあえず仮置きで様子を見ています。

 

 

 

 

 

土台を仮置きした所。
そしてこの頃いよいよ山の土地に雪が積もりました。
厳しい山の冬がやって来ました。

 

 

 

 

 

端材や枯れ枝を燃やして暖を取りながらの作業となりました。

 

 

 

 

 

湿気の多い山に薪棚を建てるので湿気対策で地面から近い土台の材木にはしっかりと防腐剤を塗りました。
せっかく建てるのでなるべく長持ちさせたいのです。

 

 

 

 

 

防腐剤塗り済みの土台仮置き完了です。

 

 

 

 

 

敷地内の雪は日に日に多くなってゆきました。
木に積もった雪が風で落ちて来るのでタープを設営して作業を進めました。

 

 

 

 

 

土台の次は骨組みの組み立てに入ります。
本当は材木にホゾとホゾ穴を作って組んでいく予定でしたが時間の都合で30mmの丸棒をカットしてホゾの代わりで組み立ててゆきました。

 

 

 

 

 

土台と柱に30mmの穴を空けて丸棒をさして柱を組んでゆきます。
このやり方ならある程度の横揺れにも対応出来そうです。

 

 

 

 

 

柱を立てて梁を渡して組んでゆきます。

 

 

 

 

 

柱を立て終えたら次は床面の製作です。
根太は35mmの角材に防腐剤を塗ってビスで止めてゆきました。

 

 

 

 

 

根太の間隔は約300mm。
この間隔で十分な強度を得られたと思います。

 

 

 

 

 

床材は防腐剤を塗った1×4材をビス止めしてゆきました。
ウッドショックの影響で材木の値段が高騰しているので安値の1×4材でもなかなかの出費でしたね。
早く通常の価格に戻ってほしいものですね。

 

 

 

 

 

床面完成です。

 

 

 

 

 

次に横揺れに対しての強度を出すために筋交いを取り付けてゆきます。
車のルーフに縛り付けて運んで来た長い材木を加工します。

 

 

 

 

 

新しく導入した充電式の丸鋸です。
今までは手鋸で全ての材木を加工していたので作業スピードが大幅にアップしましたね。

 

 

 

 

 

筋交い取り付け中

 

 

 

 

 

筋交い専用のL字金具を使って取付けてゆきます。

 

 

 

 

 

雪の降り積もった山での作業はあまりにも寒く石油ストーブを持ち込んで作業をしました。
暖をとる用の焼却炉も雪に埋れてしまったので石油ストーブは重宝しました。

 

 

 

 

 

垂木の施工に入ります。
材木は2×4材の6Fを使用しました。

 

 

 

 

 

防腐剤をしっかりと塗って仮置きして見た所。

 

 

 

 

 

取り付けはシンプソン金具を使用しました。

 

 

 

 

 

垂木が付くと随分建築物っぽくて良い感じですね。

 

 

 

 

 

垂木の上に屋根材を取り付ける為の桟木を取付けました。
高所作業は苦手ですがこれぐらいの高さなら大丈夫。
慎重に作業を進めました。

 

 

 

 

 

屋根材はポリカの波板を使用しました。
この波板は友人にタダでもらった物を施工しました。
材料代は掛かっていないのでお財布に優しい屋根になりました。

 

 

 

 

 

専用の傘釘で波板を取り付けてゆきます、

 

 

 

 

 

屋根材施工完了。

 

 

 

 

 

最後に軒下に長い材木や資材を収納出来るように棚を作りました。
昨年建てた物置小屋は資材や道具で一杯なのでこの薪棚に軒下収納を設けて収納率を分散させます。

 

 

 

 

 

梁を渡して

 

 

 

 

 

材木を掛けて

 

 

 

 

めでたく薪棚完成となりました。

 

 

 

 

 

こんな感じで長い材木や資材を軒下に収納出来ます。

 

 

 

 

 

4月になり雪も溶けた敷地で早速薪割りをします。
初めての薪割りですがコツを摘むまで結構大変でした。
あと、薪割りは思いの外重労働です。
一時間ほどやっていると足や腰が痛くなって来ます。

 

 

 

 

 

無理して急いで進める必要も無いので少しずつ、時間のある時に薪割りを進めてゆこうと思います。

 

 

 

 

 

物置小屋を完成させてセカンドプロジェクトとして2021年の11月から製作を開始した薪棚も2022年4月に無事完成しました。
約5ヶ月の歳月が掛かった訳ですが、雪の積もった標高1300mの山の土地に建てた事を思うと上出来では無いでしょうか。
横幅3600mmで奥行きが1300mmと薪棚としてはなかなかのサイズだと思いますが将来薪棚の一部に壁と扉を付けて物置スペースを追加する事も検討しています。
その時はまたYouTubeやこのブログで紹介してゆきたいと思います。

 

とうい事で今日は最近完成した薪棚をダイジェストで振り返って見ました。

今日はここまで。
ではまた。

 

 

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