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開拓中の山林に丸太小屋を建てる #06 基礎、土台製作(Vol.1)

丸太小屋

山の土地(別荘地の一区画)を購入して開拓をしています。
将来は寝泊まり出来る山小屋を自力で建てて、定年後は自宅と山の土地との二重生活を夢見ています。

私が購入した山の土地は長年人の手が入っていない荒れた土地でした。
密集して唐松が空高く聳え立ち、草は伸び放題で足の踏み場も無いような状態でした。
その土地を2020年の8月に購入して草を抜き、木を伐採して敷地の地面を少しずつ平らに均し開拓を進めました。
道具を収納する物置小屋を建て、薪を乾燥させる為の薪棚を作り、雨水を溜めるタンクも設置しました。
そして2022年の7月よりネクストプロジェクトとして丸太小屋の製作を開始しました。

今日はその丸太小屋の基礎、土台製作の様子をお送りしたいと思います。

 

 

 

 

開拓当日午前1時起床、2時に自宅を出発していつものルートで山に向かいます。
自宅を出る時あり得ないぐらいの雨が降っていてテンションダダ下がりでしたが一縷の望みにかけて山に向かいました。
その後自宅を出発して2時間程で雨は上がりましたので一安心。
このまま降り続けたらこの日は作業中止かなと思っていました。

 

 

 

 

 

そして朝6時、山の土地に無事到着しました。
やはり夜中に雨が降っていた様で敷地内は湿気が凄いです。
霧も発生していて幻想的な景色でした。
コレはコレでなかなか良いですね。

 

 

 

 

 

朝の気温は約15度と随分涼しくなっています。
平地ではまだまだ暑い日が続いていますが山は秋が近づいて来ていますね。

 

 

 

 

 

この日はコチラ、プールに入れる用の塩素と虫とり網を持って来ました。
雨水タンク内に発生したボウフラ対策でYouTubeの視聴者の方からコメントで塩素を入れると良いとアドバイスを頂いたので実践してみる事にしたのです。

虫とり網はタンク内の枯葉などのゴミの掃除用で持って来てみました。

 

 

 

 

 

 

以前一度虫とり網を持って来てタンク内を掃除してみたのですが、持ち手の部分が長すぎて上手くゴミを掬えなかったので今回は持ち手が伸縮出来るタイプを買って来たのです。

 

 

 

 

 

 

持ち手の長さを調節出来るのでやっぱり掃除し易いですね。
ゴミがよく取れました。
タンク内がある程度綺麗になったので、塩素を投入します。
規定の量より少し多めに入れておきました。
ボウフラが駆除出来るかどうか、しばらく様子見ですね。

 

 

 

 

 

さて、作業を開始します。
今日からいよいよ丸太小屋の基礎、土台の製作に入ります。

 

 

 

 

 

 床面サイズは内寸で2.0×2.5mで土台は地面に穴を掘って材木を刺して高床式にします。

 

 

 

 

 

と言う事で久々に複式ショベル(垂直穴掘り器)の登場です。

 

 

 

 

 

霧に包まれる早朝の山林で地面に穴を掘るエムズです。

 

 

 

 

 

黙々と穴を掘りますが、この穴掘り作業なかなかの重労働なのです。
何が大変かって、ショベル部分を地面に刺すまでは良いのですが、その後土を掴むために持ち手を左右に開く時になかなか大変で、更に掴んだ土が落ちない様にしっかりと左右に力を入れながら土を移動させるのが大変なんです。
更に更に、この穴掘り器自体の重量も結構あって本当に大変です。
まるでエキスパンダーを使って筋トレしている様なものなんですね。

 

 

 

 

 

敷地の土はご覧の様に真っ黒な土です。
この真っ黒な土は腐葉土でして、倒木や枯葉などが長い年月をかけて分解されて真っ黒な腐葉土になった物と思われます。
なので基本的にここの地盤はフワフワの軟弱な地盤なのです。

今回、丸太小屋を建てるにあたり土台となる柱を地中に刺すのですが、柱を刺す穴の深さは約90cmにしました。
その理由はこの土地の凍結深度が約80cmだからです。
穴の底には地盤強化の為に砂利を約10cmほど投入しますので、砂利の分を入れて90cm掘る事にしたのです。

 

 

 

 

今日は体力勝負ですね。

 

 

 

 

 

深さ60cmほど掘ると出て来る土が真っ黒な腐葉土の層から黄土色の粘土の層に変わりました。
一気に掘りにくい硬い地盤に変わりました。

 

 

 

 

 

深さは70cmに。

 

 

 

 

 

出て来る土は完全に粘土になりました。

 

 

 

 

 

90cm掘り終え、砂利を投入します。
砂利は自宅の庭の駐車スペースに撒いてある砂利を土嚢袋に詰めて持って来ました。
砂利代、実質ゼロ円です。

 

 

 

 

 

砂利投入。
大体10cm程度入れました。

 

 

 

 

 

砂利を投入したら適度な太さの丸太を使って転圧します。
前夜の雨で丸太が湿っていてかなり重くなっていますので十分な圧をかけれたと思います。

 

 

 

 

 

執拗に転圧します。

 

 

 

 

 

90×90mmの角材を使って土台の柱にします。

 

 

 

 

 

地面に埋めるので防腐処理は必須ですが、今回は防腐剤を塗るのでは無くバーナーで炙って炭化させて防腐処理する事にしました。
理由はコスト削減ですね。
当初はコールタールを塗って防腐しようと考えていましたが、コールタールも買うとなるとそれなりにお金がかかりますし、乾燥させるのが結構大変だとも聞きました。
その点バーナーを使っての防腐はガス缶を買うだけで良いし、乾燥の時間も必要ないし、防腐効果もそれなりに期待出来そうだと思ったからです。
何やら炭は元素の一つである炭素でできているらしく、別の物に変化しない(それ以上分解されない)物質の様なのです。

 

 

 

 

 

どれぐらい焦がせば良いのか良く分からなかったのですが、まぁなんとなく、しっかり目に炙っておきました。

 

 

 

 

 

地面に入る部分+10cmぐらい炙ってみました。

 

 

 

 

 

やっと一本目完了です。

 

 

 

 

 

すぐさま二本目に突入します。
腐葉土の部分は結構簡単に掘れますが、その下の粘土質のが結構掘るの大変ですね。
しかし言い換えればそれだけしっかりした地盤という事ですかね。

 

 

 

 

 

90cm掘って砂利投入

 

 

 

 

 

転圧転圧。

 

 

 

 

 

二本目も完成です。

 

 

 

 

 

三本目開始します。
材木を使って掘る場所の大体の位置を決めています。

 

 

 

 

 

掘る!

 

 

 

 

 

掘る!

 

 

 

 

 

炙る!

 

 

 

 

 

土台の柱に使っているこの材木は義理の兄に貰った番木(バンギ)です。
トラックに積む荷物(鋼材)の下に敷いたりする木ですね。
90×90mmで長さはマチマチ。
この番木を大量に貰っているので凄く助かっています。
このサイズの材木買うとなると、かなりの金額になります。
本当、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

敷地が左から右へ傾斜しているので右側は少し長い材木を使いました。
三本目を刺してみると丸太小屋のサイズ感が分かりやすくなって来ましたね。

 

 

 

 

 

四本目。

 

 

 

 

 

この頃になって来るとなかなかの疲労感です。
明日は上半身の筋肉痛確定ですね。
(明後日かな?)

 

 

 

 

 

砂利を投入して、

 

 

 

 

 

四本目も完成です。

 

 

 

 

 

こうやってみるとやっぱり小さいですね。

 

 

 

 

 

今回はとりあえず四本製作しました。
製作と言ってもまだ固定していない仮の状態ですが。
土木作業はやっぱり大変ですね。

あまり焦らずマイペースで楽しみながら進めて行きたいと思います。

 

と言う事で今日はここまで。
ではまた。

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