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物置小屋が傾いた!傾きを修正しました。

1畳半物置小屋

山の土地(別荘地の一区画)を買って開拓しています。
2020年の8月に山の土地の開拓をスタートして2021年の10月に約一年をかけて開拓道具を収納する小さな物置小屋をセルフビルドしました。
そして物置小屋を建て終えて初めての冬、恐れていた事態が起こってしまったので今日はその事を記事にしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

こちら、2020年の11月から約一年の歳月をかけて製作した自慢の物置小屋です。
この物置小屋がなんと傾いて来ている事が判明しました。
今、物置小屋の隣に薪棚を製作しているのですがその薪棚の柱を立てている時にある異変に気づきました。
それは薪棚の柱と物置の壁のラインが合わない(平行になっていない)のです。

 

 

 

 

 

 

この画像の薪棚の柱に白い縦線を入れてみました。
こちらは大体垂直ですね。

 

 

 

 

 

 

そしてこちらの画像は物置小屋の壁のラインに白い線を入れてみました。
白線と物置の壁のラインが少しズレていますが垂直になっていない事がわかります。
水準器で見てみると薪棚の柱は何度測っても垂直です。

 

 

 

 

 

 

という事は物置小屋が白矢印の方向に傾いているのです。

 

 

 

 

 

 

先ほど恐れていた事態と書きましたが実はこの傾きは、ある程度想定していた事態なのです。
その理由は私が開拓しているこの土地は標高1300mの高地で冬はかなりの低温になる地域です。
気温が低くなると(凍結深度)の問題で地中の水分が凍って膨張し地面が盛り上がってくるのです。
平地では起こることは無いのですが北海道や低温になる高地では起こる事がある現象なのです。
なので物置小屋を建てる時、凍結深度の影響で物置が傾いたら直ぐに修正できる様に基礎をコンクリートで固めず基礎の沓石を置くだけにしたのです。

 

 

 

 

 

 

物置小屋が前方に傾いていると言う事は物置の前部分が沈んでいるか、後部分が上がっているかのどちらかだと思われます。
と言う事でこの傾きを修正したいと思います。

 

 

 

 

 

 

用意したのは車のジャッキです。
こいつを使って物置を持ち上げて砂利を沓石の下に追加して修正する作戦です。

 

 

 

 

 

 

先ずは踏み台にしていたパレットをどかしますが凍り付いていて剥がすのが大変です。

 

 

 

 

 

 

ジャッキを使って物置小屋を持ち上げます。
意外と簡単に持ち上がりました。

 

 

 

 

 

 

約5cmと結構持ち上げました。
これで床面の大体の水平が出ました。

 

 

 

 

 

 

作業中物置の床下を横から見てビックリ!
ご覧の通り思いっきり地面が盛り上がっています。
地面がここまで盛り上がのは想定外でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

砂利を追加して傾きを修正しようと思ったのですが、ご覧の様に砂利をストックしていた場所も雪に覆われて発掘困難な状況です。
発掘出来ても砂利の量が全然足りないと思われるので作戦変更です。

 

 

 

 

 

 

レンガで応急処置をする事にしました。

 

 

 

 

 

 

小屋の重みでレンガが割れてしまう恐れもありましたが斜めに傾いたままよりはマシかなと言う事で、応急処置です。

 

 

 

 

 

 

無事修正完了です。
何度も書きますが今回の修正は応急処置です。
春になって雪が溶けて作業がしやすくなったらレンガを取り除いてちゃんと砂利を敷き直しバッチリ水平を出そうと思っています。
今回は寒さで地中が凍って地面が盛り上がりましたが今後気温が上がり地中が凍結しなくなったら再び小屋が傾くかもしれませんので注意深く様子をみようと思っています。

 

 

 

 

 

 

今まで物置の扉がゆっくりですが勝手に開いてしまう状態でした。
それが今回修正をした事で扉は勝手に開かなくなりました。
随分前から少しずつ傾いてきていたのかもしれませんね。

と言う事で今日は傾いた物置小屋の修正作業の様子をお送りしました。

 

今日はここまで。
ではまた。

 

 

 

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