一月某日薪棚の製作をしに開拓中の山林へ行って来ました。
この日は2022年の開拓始めです。
いつものように午前3時頃自宅を出発して開拓地に向かいました。
自宅から約三時間程走って開拓地の山の麓の街までやって来ました。
電光掲示板の気温を確認するのが日課となっていてこの日も何度かな?と思って見るとなんとマイナス11℃。
ちょっと異常な数値に驚いてしまいました。
近くを流れる川もこの日は凍っています。
ここから開拓地に向けて標高が上がって行きます。
標高1300mの開拓地は一体何度にまで下がっているんだろうか?と不安になりながら先を急ぎました。
所々路面は凍結しています。
圧雪なら安心して走れますが凍結は滑り出したら止まらないので非常に怖い。
特に下りに気をつけてスタッドレスを装着した四輪駆動で山道を登って行きます。
開拓地まであと少しのところまで来ました。
管理センターのスタッフさんが大型の除雪機で別荘地内を除雪してくれているのでここまで来れば一安心です。
無事開拓地の敷地に到着しました。
とりあえず敷地内の気温を確認して見るとなんとマイナス14℃です。
この山の土地を買って二回目の冬ですが今回が今まででぶっち切りで気温が低いです。
北海道のような気温ですね。
積雪は約30cm
思ったよりは雪は少ないのでこれならなんとか作業出来そうです。
2021年の10月に建て終えた一畳半サイズの物置小屋。
雪で潰れてるかと思いましたが全然普通に立っています。
ただいま建設中の薪棚。
今回も薪棚の骨組みの施工を進めます。
とりあえず作業着に着替えて先ずは敷地の除雪(雪掻き)を開始しました。
気温が低いので雪質はサラサラのパウダースノーです。
雪掻き用の軽いシャベルですが雪掻きは重労働ですね。
次に薪棚の土台部分の雪を取り除きます。
これもなかなか大変です。
はい、土台部分の登場です。
特に異常は無さそうなので早速柱の加工に取り掛かります。
資材置き場に収納してある材木も当然雪に埋もれていますので、またしても雪掻きです。
この時期は何をするのにも雪掻き作業がついて回ります。
3m弱の材木を発掘しました。
こいつを加工していきます。
寸法に合わせてカットします。
柱と土台を連結するのに、なんちゃってホゾ加工をします。
30mmのドリルビットで穴あけして
30mmの丸棒をカットして先ほど空けた穴に差し込めるようにします。
土台にも30mmの穴を空けて
丸棒を打ち込んで
柱を建てていきます。
このなんちゃってホゾ組み加工なら金具のみで柱を組んでいくよりは多少横揺れに対する強度があると思います。
まぁやらないよりはマシかなと言ったレベルだとは思いますが。
柱を立てたらその上に梁を乗せてみます。
寸法通りでいい感じです。
続いて薪棚の前部分の土台にも30mmの穴を空けていきます。
30mmの丸棒を打ち込んで
柱を立てます。
柱が立ったら梁をのせてL字の金具で組み立てていきます。
そろそろ日が西に傾く時間となって来ました。
朝は強烈な寒さでしたが昼頃になると気温は一桁まで上がり(それでもプラス5℃ぐらい)ましたが昼を回ると急に気温が下がり出して、あっという間にマイナスの気温になります。
やっぱり山は寒いですね。
16時になりました。
片ずけの時間も考えるとここまでになります。
予定していた柱は立て終えることが出来ましたが金具での補強は終わりませんでした。
前回来た時の作業も予定通り進まなくて金具の補強はネジ止めが仮止め状態でしたが今回も予定していた所まで進まなかったですね。
この時期は陽が昇るのが遅いし暮れるのも早い。
更に雪掻き作業や資材の掘り起こし作業となかなか予定どうりには進みませんね。
荷物や資材の片ずけを終えて16時半に撤収です。
寒さに耐えながらの作業がったのでドッと疲れましたね。
※手足の指先が寒さで死んでる
山を降りて麓の町で温泉に浸かり冷えた体を温めました。
冷えてカチコチになった体が熱い温泉で溶けていくのが気持ちいい!!
この日も帰り道の途中の町で車中泊をしていきました。
夕食はチェーン店の中華屋さんです。
こんなのも開拓の楽しみの一つなのです。
ということで今日はここまで。
ではまた。
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