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山の気温はマイナスへ〜開拓地の冬支度

山林開拓

山の土地(別荘地の一区画)を購入して開拓をしています。
将来は寝泊まり出来る山小屋を自力で建てて、定年後は自宅と山の土地との二重生活を夢見ています。

私が購入した山の土地は長年人の手が入っていない荒れた土地でした。
密集して唐松が空高く聳え立ち、草は伸び放題で足の踏み場も無いような状態でした。
その土地を2020年の8月に購入して草を抜き、木を伐採して敷地の地面を少しずつ平らに均し開拓を進めました。
道具を収納する物置小屋を建て、薪を乾燥させる為の薪棚を作り、雨水を溜めるタンクも設置しました。
そして2022年の7月よりネクストプロジェクトとして丸太小屋の製作を開始しました。

今日はその丸太小屋の製作は一旦休憩して開拓地の冬支度の様子をお送りします。

 

 

 

 

 

 

山にやって来ました。

 

 

 

 

 

山の紅葉もピークを過ぎ、落葉が進んだ山は冬の装いとなって来ました。

 

 

 

 

 

敷地内の朝の気温はマイナス1度
寒さが身に染みる季節の到来ですね。

 

 

 

 

 

今、丸太小屋を建てていますが、今日は丸太小屋の製作はお休みして敷地内の冬支度をする事にしました。
基本的に2週間に一度山に来ていますので、次回来るのは11月の末になる予定です。
開拓地は標高約1300mあり、次回来るまでにいつ雪が降ってきてもおかしくない時期です。
冬を迎えるにあたって色々とやっておかないといけない事が結構ありますのでそれらの作業を進めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

この側溝の蓋は、この山の土地を買って初めに作った思い出深い製作物です。
これを作って初めて車を敷地内に乗り入れる事が出来る様になったのです。

 

 

 

 

 

先ずはほうきで掃いて、

 

 

 

 

 

取り外します。
約2年半ノーメンテでしたので土がこびり付いて草や苔も生えています。
ブラシで擦って綺麗にするも、湿気っていてどうにもならないので、

 

 

 

 

 

取りあえず日当たりのいい場所で乾燥させる事にします。

 

 

 

 

 

次に焚付けを作って、

 

 

 

 

 

焼却炉に火を入れます。
敷地内の枯れ枝や木の根などを焼却処分する役割もありますが、今は寒いので暖をとる役割の方が大きいですね。

 

 

 

 

 

次に雨水タンクの水を捨てます。
この山の土地は標高が1300mで冬はマイナス20度にもなる事があり、このまま雨水を貯めた状態で冬を迎えるとタンク内の水が凍ってタンクが破損してしまう恐れがあります。
せっかく貯めたのにもったいない気もしますが、冬に水をさほど必要としないと思いますので思い切って捨ててしまいます。

 

 

 

 

 

地面に細い水路を作って、

 

 

 

 

 

敷地の低い方へと流しました。

 

 

 

 

 

タンク内に雨水を誘導する雨樋も必要なくなるのでその一部を撤去します。

 

 

 

 

 

取り外した状態がこれです。
本当は雨樋を地面まで伸ばしたいのですが、あいにく部材が無いのでこのままの状態にしておく事にしました。
どうせ雪の季節に雨が降る事は無いのでまあ良いでしょう。

 

 

 

 

 

側溝の蓋は日当たりのいい場所を転々とさせて、乾燥を促します。

 

 

 

 

 

簡単には取れない土汚れ…
地道に擦って取りました。

 

 

 

 

 

昼、少し前。
お腹が減って来たのでランチタイムとします。

 

 

 

 

 

山でのランチはいつも簡単に出来る物を食べています。

 

 

 

 

 

この日はカレーライスです。

 

 

 

 

 

青空の下で食べると美味しい…

 

 

 

 

 

さてさて、側溝の蓋に防腐剤を塗っていきます。

 

 

 

 

 

なるべく長持ちして欲しいからしっかり塗っていきます。

 

 

 

 

 

この愛用の比較的安い防腐剤ですが、去年の冬に物置小屋に置きっぱなしにしておいたら見事に凍ってしまいました。
どうやら油性の物は凍らなくて、こちらの水性の物が凍りやすいようです。
なので今年は自宅に持ち帰って保管する事にします。

 

 

 

 

 

何度も重ね塗りします。

 

 

 

 

 

次に貰い物のペール缶を持って来ました。
エンジンオイルの入った派手なペール缶は山の土地では見た目が良くないので、艶消しのカーキに塗って周りの景色に同化するようにしました。

 

 

 

 

杉板を細く割って

 

 

 

 

 

焚付けを作ります。

 

 

 

 

 

塗装済みのペール缶には焚火や薪ストーブで使う焚付けを入れる事にしました。
結構いい感じになったと思います。

 

 

 

 

 

日が傾いて来ましたし、防腐剤を塗った側溝の蓋もしっかり乾いたので設置していきます。

 

 

 

 

 

結構分厚い塗膜が出来ましたので一安心。
長持ちしてくれよ!

 

 

 

 

 

雪が積もったら約5ヶ月の間雪の下に埋もれてしまいますし、梅雨時は常に濡れた状態が続きますので、一年に一度のペースで防腐剤を塗ろうと思います。

 

 

 

 

 

良いですね。

 

 

 

 

 

この日予定していた、石油ストーブの手入れが時間切れで出来ませんでしたのでまた時間のある時にやりたいですね。

冬はすぐそこまで来ています。

という事で今日は2022年開拓地の冬支度の様子をお送りしました。

 

今日はここまで。
ではまた。

 

 

 

 

 

 

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