山の土地(別荘地の一区画)を購入して開拓をしています。
将来は寝泊まり出来る山小屋を自力で建てて、定年後は自宅と山の土地との二重生活を夢見ています。
私が購入した山の土地は長年人の手が入っていない荒れた土地でした。
密集して唐松が空高く聳え立ち、草は伸び放題で足の踏み場も無いような状態でした。
その土地を2020年の8月に購入して草を抜き、木を伐採して敷地の地面を少しずつ平らに均し開拓を進めました。
道具を収納する物置小屋を建て、薪を乾燥させる為の薪棚を作り、雨水を溜めるタンクも設置しました。
そして2022年の7月よりネクストプロジェクトとして丸太小屋の製作を開始しました。
今日はその丸太小屋の基礎柱に使うコールタールを購入したので紹介したいと思います。
今現在丸太小屋の製作は基礎土台の工程で、こんな感じで地面に穴を掘り、丸太小屋の基礎の柱を刺して高床式で設置、施工しています。
刺して地中に埋まる部分の防腐処理はバーナーで炙って防腐処理をしています。
こんな感じで基礎柱を炙って炭化させて防腐効果を持たせています。
何やら炭は極めて分解されにくい物質のようで、炙って表面を炭化させて防腐処理をするのは結構有効のようなのです。
実際YouTubeなどで柱や材木を焚き火で炙って炭化させて地中に埋めているのを良く見ていたので、お金も掛からず防腐効果が得られるとあって今回採用してみたのです。
色々な方がやっている手法なのでそれなりの効果があるのもと考えてはいるのですが、常に水気がある地中に埋めておくので永遠に腐る事が無いとは流石に考えていません。
それでも10年保てば良いかなと言う考えでいます。
そもそも今建てている丸太小屋は将来建てる予定の6畳程度の山小屋の練習の意味も込めて建てていて、地面に材木を刺して基礎を作るのも練習、そして刺した地中の材木がどれぐらい保つのか、実験的な意味合いもあるのです。
そんな折、先日、私のYouTubeチャンネルに基礎柱についてのコメントを頂きました。
コメントをして頂いた方は毎回では無いけど、前々から良くコメントをしてくれていて、その方も材木の表面を炙って炭化させて地中に刺して基礎を作り、その上に資材置き場小屋を建てたようなのです。
その方のコメントでは
「表面を炭化しても地中の水分を吸い込み中の方がグズグズになり直ぐに腐ってしまいます」
「私の場合90cm角の杉材を炭化させて資材置き場の支柱にしましたが、3年位で腐り倒れました」
との事です。
まさか3年とは…
奇しくもその方が使ったのは90mm角の杉材で、私が使っているのも同じ90mm角の杉材です。
山の土地なので条件はほとんど同じだし、材木も同じ物。
このまま防腐処理を炭化だけで済ませば確実に3年で朽ちてしまうと思われます。
その方には「とりあえず実験的にそのままでやってみます」とコメントを返しましたが、それからずっと考える事は基礎柱のことばかり。
そのままで行くか対策をするかかなり迷いましたが、「せっかく作るならなるべく長持ちしてほしい!」
と言う気持ちが強くなり対策する事にしたのでした。
そして色々考えた結果、コールタールを塗り、厚い塗膜を作り少しでも水の侵入を防ぐ事を考えました。
このコールタールを塗る手法は、私の土地のご近所さんで、自分で作業小屋をセルフビルドした方がいて、その方は敷地の唐松の皮を剥きコールタールを塗り地面に刺して基礎を作ったらしいのです。
コールタールを塗ったその唐松の基礎柱は10年以上経った今でも朽ちる事なくしっかりと上の建物を支えていました。
実際は金属の基礎柱(単管パイプ)やコンクリートの基礎が一番長持ちすると思われるのですが、その二つはなかなか現実的では無いので、今考え得る最良の方法がコールタールだと思ったのです。
と言う事でAmazonでコールタールを購入しました。
一斗缶に入ったコールタールです。
これ、かなり重量があります。
黒猫さん、いつもありがとうございます。
Amazonにて購入
吉田製油所 スーパーブラック 16㎏
商品代金7018円
送料 880円
合計金額7898円
用途は、各種鉄鋼製品の防蝕、鋳鉄管、鉄管、マンホール、トタン屋根等 とあります。
木材は書いていない……ですが、まぁ、大丈夫でしょう!
使用方法は ●基本的には原液をそのまま使用。[刷毛塗り・ローラー塗り] ●粘度が高く、塗りにくい場合は、ラッカーうすめ液で希釈。(製品に対して5% 程度まで。
と書いてあります。
この商品の特徴は乾燥時間が短いのが特徴です。
従来のコールタールに比べ乾燥が早い。 (指触乾燥 約2 時間)完全乾燥約1週間。 ●低粘度ですので、作業性が良い。 ●薄塗りを重ね塗りしていただく事をお薦めします。 ●強い臭気があります。
このように説明には約2時間で触っても大丈夫なほど乾燥し、一週間で完全乾燥する様です。
以前、ご近所さんにコールタールの話を聞いた時、「コールタールはいつまで経っても乾かない」と聞いていたので敬遠気味でしたが、この商品なら乾燥は問題無さそうです。
コールタールって危険物なんですね。
知らなかった。
キャップを開けてタールの粘度を見てみます。
キャップ開けるの凄く苦労しました。
上のアルミのやつがなかなか取れませんでしたね。
中を覗くと黒光する液体が見えます。
ドライバーを入れてウエスに塗って粘度を見てみたら、想像以上に柔らかくシャバシャバでした。
コールタールはネットリしてるイメージだったので少し驚きました。
これなら塗布作業がかなり楽だと思います。
試しに材木に塗ってみましたが、塗ったはなからどんどん乾いていきます。
この速乾性は嬉しいですね。
どれだけの量が必要か良く分からなかったのでとりあえず一斗缶、16Lを買いましたが、12本の基礎柱を2度塗りする事を考えるとギリギリかなとも思います。
次回山に持って行って基礎柱に塗布してみる予定でいます。
あっ!臭いはかなり凄いです。
と言う事でコールタールを買ったので今日はその紹介でした。
ではまた。
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山の土地を買って開拓しています。
プライベートキャンプ場つくったり山小屋を建てたりが目標です。
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気になる方は覗いてやってください。
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