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山林で使うベンチを廃パレットで作る

DIY

所有する山林(別荘地)が雪に閉ざされている為山林開拓に行けない日々が続いています。
開拓に行けない事を嘆いていても雪が早く解ける訳ではないので今は自宅で出来る作業を週末に黙々と続けています。
今日は山林で使うベンチを製作してみたので製作の過程をお送りします。

 

 

 

材料となる木材は勤め先から貰ってきたコチラの木製の廃パレットの桁の部分を使って製作します。

 

 

 

先ずは座面になる部分から取り掛かります。
比較的新しく捻れや反りのないものを三本選びました。

 

 

 

別の桁から部材を二本切り出して

 

 

 

こんな感じで仮置きしてみます。
切り出した短い部材は座面と脚の連結部分になります。

 

 

 

次に足となる部分を作っていきます。
鉛筆で線を斜めに引きます。
角度は適当です。

 

 

 

鋸でカットしていきます。

 

 

 

両側をカットして平行四辺形をつくります。

 

 

 

4本の平行四辺形の足が出来上がりました。

 

 

 

足を仮置きしてみるとこんな感じになります。

 

 

 

ここから組み立てに入っていきます。
木工用ボンドをたっぷりと塗って

 

 

 

F型クランプでがっちり固定します。

 

 

 

こちらのF型クランプは山林を購入することが決まってから真っ先にネットで購入した物です。
最近作業場を掃除していてこのF型クランプが出てきて、そういえば買ってあったなぁと思いながら今回初めて使うことになりました。

 

 

 

クランプで固定しながらコーススレッドで止めていきます。

 

 

 

足と座面との連結部分は3本のコーススレッドで止めました。

 

 

 

こんな感じで2セットつくりました。

 

 

 

そして足部分と座面とをコーススレッドで連結してベンチの完成です。

 

 

 

75ミリのコーススレッドを使いました。

 

 

 

ひっくり返すとこんな感じになります。

 

 

 

サイズは横100センチ×幅25センチ×高さ27センチになります。
このままの形でも充分な強度がありますが材木も廃パレットも余っていることなので足部分の補強していきたいと思います。

 

 

 

用意したのはパレットの端材です。

 

 

 

先日作った丸鋸ガイドを早速使ってみたいと思います。
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パレットの端材を縦にまっすぐ切ってみました。
使い心地はなかなかです。

 

 

 

ここの部分に補強を入れたいと思います。

 

 

 

足の角度に合わせてハの字形にカットします。

 

 

 

クランプで固定してネジ止め。
この補強板を左右両方に取り付けました。

 

 

 

そして再び廃パレットのケタ部分を必要なサイズに切り

 

 

 

先ほど取り付けた補強部分に渡してネジ止めして完成です。

 

 

 

今回作ったこのベンチは山林で使用する予定でいるので湿気対策として今回はつや消しの水性ウレタンニスを塗ることにしました。

 

 

 

こういうものを塗るときは基本的に裏側から塗っていくと塗りやすいと思います。

 

 

 

ニスを塗ってみるとちょっと濃かったので水を足して薄めて塗っていきました。
塗った当初は白っぽい感じの色合いでしたが乾くにつれその白さはなくなり透明になっていきました。

 

 

 


今度こそ完成です。

今回作った廃パレットベンチは山林に常設し雨ざらしで使う予定でいます。
一応つや消しのウレタンニスを塗ったので防腐効果は多少は上がっていると思いますが湿気の多い山林で長年使っていくと徐々に朽ち果てていく事でしょう。
水性のウレタンニスの効果がどれぐらい続くのかを見てみる耐久テストも兼ねたいと思います。
座った感じは足部分のガタつきやグラつきもなくかなり頑丈な感じです。
横幅100センチと少し短めですが2人座れるカップルシートとなっています。
ちょっと座面が硬くてお尻が痛いですがまずまずの出来栄えです。
山林に持ち込むまで自宅のベランダで使用してみたいと思います。
以上今日は廃パレットの部材を使って山林で使うベンチを製作してみました。

 

今日はここまで。

ではまた。

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